タイ俳優”OHM”が多すぎ!同じニックネームが多い理由はなぜ?

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みなさんこんにちは!

タイドラマやBL作品を見ていると、“OHM”という名前の俳優さんに何度も出会うことがありませんか?

調べてみると、同じ「OHM」という呼び方をしている方が一人ではなく、何人もいることに気づいて驚いた方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、タイの俳優に”OHM”という同じニックネームが多すぎるのはなぜなのか、その理由をチューレンという文化の視点から掘り下げてみようと思います。

読み終える頃には、それぞれのOHMさんの違いと、タイ独自のニックネーム文化の面白さがすっきり見えてくるはずです。

この記事でわかること

  • “OHM”で活躍するタイ俳優たちについて
  • タイのニックネーム文化「チューレン」の仕組み
  • “OHM”という言葉に込められた意味や由来
  • OHMという名前が多くなった理由の考察
  • OHM以外にも被りやすいチューレンの実例
VIVANT2の新キャストがOHMさんというタイの方でだったのですが、調べてみると同じニックネームの俳優さんが何人も検索にヒットしてややこし!
って思ったんですよね~(笑)
同じように思った方、ぜひ一緒に確認していきましょう♪
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“OHM”で有名なタイの俳優一覧

“OHM”というニックネームを持つタイの俳優さんは、沢山います(笑)

まずは有名な俳優さんを整理していきましょう。

まずは”OHM”の俳優を一覧でチェック!

タイの俳優に同じチュレーン多すぎ

“OHM”俳優を並べてみると、まずその人数の多さに驚かされます。

実際に海外ファンコミュニティでも「Which Ohm?(どのOHM?)」というネタが話題になってるみたいです。


Pawat Chittsawangdee
(パワット・チットサワンディ)

Bad Buddyのパット役で世界的に知られるようになった俳優さんです。
※『OHM』と検索すると、一番最初に出てくる方です。


Tanapak Jongjaiphar
(タナパック・ジョンジャイパー)

タマサート大学卒の俳優兼ミュージシャン。
「I Will Knock You」などに出演しています。
※VIVANT2に出演することが決まった俳優さんです。


Thitiwat Ritprasert
(ティティワット・リットプラサート)

Until We Meet Againのディーン役で人気に火が付きました。


Thipakorn Thitathan
(ティパコーン・ティタターン)

「Last Twilight」などに出演しています。


Thanakrit Chiamchunya
(タナクリット・チャムチュンヤー)

「The Next Prince」などで活躍しています。
タイのBLドラマ業界を支える一人です。


Napatt Utsaha
(ナパット・ウッサハ)

「1DAY Project」のメンバーで、俳優・歌手として活動しています。


実は私がこの記事を書こうと思ったきっかけも、このOHMさんの多さでした。

VIVANTの第2シーズンに新キャストとしてOHMさんが紹介されているのを見て、「どんな方なのかな」と調べてみたんです。

ところが最初に出てきたのは別のOHMさんで、日本人ではないこともあり、しばらく気づかずに調べ続けてしまいました。

調べてみてわかったのですが、VIVANT2に出演するのはTanapak Jongjaiphar(タナパック・ジョンジャイパー)さんでした。

  • “OHM”という名前の俳優はたくさんいる
  • VIVANT2の新キャストはOhm Tanapakさん
ではなぜ、OHMNというニックネームは多いのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
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そもそもタイではニックネーム(チューレン)を誰が決める?

タイのチューレンは基本的に両親が出生時に名付けます。

ここからは、その仕組みについてもう少し具体的に見ていきましょう。

基本は両親が出生時にチューレンをつける

タイの俳優同じニックネーム多すぎ

タイ人の多くは、戸籍上の本名とは別に、日常生活で使う”チューレン”という呼び名を持っています。

芸能人でいうところの芸名のような存在が、一般の人にも当たり前にあるイメージですね。

このチューレンは生まれてすぐに両親がつけるのが一般的です。

仏教国らしく、僧侶に名付けてもらうケースもあるそうです。

僧侶につけてもらった名前は豊かな人生をもたらすと信じられているのだとか。

本名にはルールがある一方で、チューレンには明確な制限がほとんどないという点です。

1962年に制定された個人名法では、国王の名前に似たものや意味のない単語の羅列、長すぎる語などが本名として禁止されていますが、チューレンはあくまで愛称なのでかなり自由が認められています。

ちなみにタイでは、大人になってから運勢に合わせてチューレンを改名する人も少なくないそうです。

このゆるさが、後で紹介する「同じ名前がよく被る」現象にもつながっているように感じます。

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チューレンの起源は動物の名前?悪霊から守るための風習だった

タイで本名とチューレンを分けて使うようになった背景には、古くからの精霊信仰があるとされています。

タイには仏教と並んで、自然や物に精霊が宿ると考える「アニミズム(精霊信仰)」が根付いていて、人をさらっていく悪い霊の存在が信じられてきました。

本名を悪霊に知られてしまうと連れて行かれてしまう、という考え方があったため、別の呼び名で子どもを呼ぶようになったと言われています。

いわば、お守りのような役割を持った名前というわけです。

そのため、昔はネコ(メーウ)やトリ(ノーク)、カニ(プー)など、身近な動物の名前がチューレンとしてよく使われていたそうです。

一方で、現代のトレンドはもう少しスタイリッシュな方向に変わってきています。

タイ王国文化省が2014年に発表した調査によると、当時人気だったチューレンの上位には「メイ」「プロイ」「アイス」「バンク」といった、英語由来の音が心地よい名前が並んでいました。

動物の名前から英語の単語へ、世代によって流行が移り変わっているのが分かりますね。

  • チューレンは基本的に両親が出生時につける
  • もとは悪霊から子どもを守るための風習だった
文化の違いって面白いですね。
日本でつけられるあだ名とは全然意味合いが違いますね。
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OHMに込められたチューレンの意味や名前の由来とは?

“オーム”はもともとヒンドゥー教や仏教に伝わる神聖な言葉です。

ここからは、その由来をもう少し詳しく見ていきましょう。

“オーム”はヒンドゥー教・仏教に伝わる神聖な言葉

“オーム(โอม)”という言葉は、サンスクリット語やパーリ語に由来する神聖な音とされています。

ヒンドゥー教では、宇宙が生まれる瞬間に響いた音だと考えられていて、お経や祈りの言葉の最初に置かれることが多いそうです。

調べてみて面白かったのが、仏教の教えに合わせた解釈もあるという点でした。

「アウム」は宗派や地域によってさまざまな意味づけがあり、一部では仏・法・僧の三宝を象徴する言葉として語られることもあるそうです。

こうした背景を知ると、”オーム”という名前がただの音の響きだけでなく、縁起の良さも背負っていることが分かります。

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子どもの”イタイ”を和らげる”おまじない”としても親しまれてきた

タイの俳優はOHMが多い

タイでは”オーム”という言葉が、もっと身近なおまじないとしても使われてきました。

タイでは子どもが転んで泣いたときなどに、大人が患部をなでながら「オーム」と唱えるような、おまじない的な風習もあるそうです。

日本の「イタイの飛んでいけ」に近い感覚で、子どもをなだめるための言葉として親しまれてきたんですね。

もともとはバラモン教由来の言葉が、タイの暮らしの中で柔らかく根付いていったと考えると、なんだか温かい気持ちになります。

神聖な響きと、子どもを思いやる優しさの両方を持つ言葉だからこそ、名前として選ばれやすいのかもしれません。

  • “オーム”はヒンドゥー教・仏教における神聖な音
  • 子どもをなだめるおまじないとしても親しまれてきた
ただの呼び名だと思っていたら、こんなに深い意味があったなんて知りませんでした。
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なぜタイの俳優に「OHM」が多いのか?

「なぜOHMが多いのか」については公式には公表されていませんでした。

ただ、調べる中でいくつか気になる点があったので紹介します。

縁起のいい意味と発音しやすさが人気の理由?

ひとつ考えられるのは、”オーム”という言葉自体が持つ親しみやすさです。

一音節で発音しやすく、なおかつ縁起の良い意味を持つというのは、名付ける側にとってかなり魅力的な条件だと思います。

前の見出しで紹介した「バンク」や「メイ」のように、英語由来の単語が流行する一方で、”オーム”のような伝統的な響きにも一定の人気が続いているのかもしれません。

短くて呼びやすい名前が選ばれやすいというタイの傾向と、”オーム”の発音のしやすさがうまく重なっているように感じます。

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同世代・同事務所での起用が重なった可能性も

もう一つ気になったのが、今タイで活躍されている俳優のOHMさんたちの生まれた年が近いという点です。

今回紹介した俳優さんたちの多くは1997年〜2002年生まれで、GMMTVやDomundi TVといった同じ業界で活動しています。

同世代に流行した名前を持つ子どもたちが、そのまま芸能界デビューの時期も重なった、と考えるとつじつまが合うように思えます。

タイの芸能界自体がBLドラマブームで多くの新人を抱えている時期でもあるので、結果的に”OHM”さんが目立って増えたのかもしれません。

もちろんこれは私の個人的な考察なので、みなさんも一緒に考えてみてください。

  • 発音しやすさと縁起の良さが人気の背景にあるかもしれない
  • 同世代・同時期のデビューが重なった可能性もある
明確な答えがないからこそ、想像を膨らませるのも楽しいですよね。
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“OHM”以外にも同じチューレンの俳優は多い?

実はタイには、”OHM”以外にも同じチューレンを持つ俳優さんはたくさんいます。

ここでは3つのチューレンをピックアップして紹介しますね。

「Bank(バンク)」はお金にちなんだ縁起名

タイの俳優にはなぜOHMが多いのか

“バンク(แบงค์)”は、英語の”banknote”、つまりお札を意味するチューレンです。

お金に困らないように、という願いが込められた縁起の良い名前なんですね。

俳優の世界でも、

Thiti Mahayotaruk
(ティティ・マハヨーターラック)

Nuttawatt
(ナッタワット)

Thanathip
(タナティップ)

さんなど、複数のバンクさんが活動しています。

お財布が膨らみますように、という両親の願いが、そのまま名前として残っているのが微笑ましいですね。

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「New(ニュー)」は英語由来のかっこいいチューレン

“ニュー”は、英語の”new”が由来になったチューレンです。

意味よりも音の響きで選ばれることが多いタイの近年のトレンドを、まさに体現している名前と言えそうです。

Thitipoom
(ティティプーム)

Chayapak
(チャヤパック)

Chawarin
(チャワリン)

さんなど、こちらも複数の俳優さんが同じ呼び名で活動しています。

新しさをイメージさせる響きが、親御さんたちの心をつかんでいるのかもしれません。

「Gun(ガン)」も同じ名前の俳優が複数

“ガン”も、タイの俳優さんの間でよく見かけるチューレンのひとつです。

パーリ語由来の言葉から取られていて、愛らしさや魅力を意味するとされています。

Atthaphan Phunsawat
(アッタパン・プーンサワット)

Korawit
(コーラウィット)

さんなど他にも同じ名前の俳優さんがいます。

ちなみに俳優ではなく女優さんの世界でも、同じチュレーンを持つ方が多いんですよね。

男女どちらの側にも音の響きが心地よい名前が人気なんですね♪

OHMだけじゃなかったんですね。
タイのチューレン文化、奥が深いです。
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【まとめ】タイ俳優の”OHM”が多すぎる理由とチューレン文化をおさらい

ここまで、タイ俳優に”OHM”という同じニックネームが多い理由を、チューレン文化の視点から見てきました。

神聖な意味を持つ言葉だからこそ選ばれやすく、世代や事務所の重なりも影響しているのかもしれない、というのが今回の考察でした。

この記事でわかったこと
  • “OHM”という名前の俳優は確認できるだけで6人いて、それぞれ異なる事務所・作品で活動している
  • チューレンは両親が出生時につけるのが基本で、もとは悪霊から守るための風習だった
  • “オーム”はヒンドゥー教・仏教の神聖な言葉で、子どもをなだめるおまじないとしても親しまれてきた
調べるほどにタイの名前文化が好きになりました。
みなさんの推しOHMさんも、ぜひ教えてくださいね!

参考資料

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