みなさんこんにちは!
子供にスマホやタブレットを渡すとき、「無断課金」って一度は気にしたことがありますよね。
最近、10歳の息子が1ヶ月で385万円もゲームに課金してしまったという「385事件」が話題になっているのを見て、私もつい気になって調べてみたんです。
そこで今回は、子供の課金トラブルについて深く調べてみました。
読み終える頃には、なぜこのトラブルが起きるのか、そして海外も含めてこれまでにどんな事例があったのかが分かるはずです。
▼この記事でわかること
- 世界三大IT企業が訴えられた経緯
- 無断課金が起きる認証の穴
- 海外の驚きな課金事例

子供の課金トラブル、実は世界で180億円規模の大事件だった!?
子供の無断課金トラブルは、海外では2014年前後には訴訟により約180億円規模の返金が発生するほどの大問題になっていました。
ここからは、その経緯について詳しく見ていきましょう。
Apple・Amazon・Googleが揃ってFTCに訴えられていた
2014年前後、世界三大IT企業であるApple・Amazon・Googleが、子供の無断課金問題でアメリカの規制当局・FTCに揃って訴えられていました。
調べてみて最初に驚いたのが、たった一つの家庭の問題ではなく、業界全体の構造的な問題として行政が動いていたことでした。
3社とも、家族で利用していたアカウントの子供が、知らないうちにゲーム内アイテムなどを購入できてしまう仕組みが問題視されたんです。
中にはたった数日で数百ドルものゲーム課金が積み上がっていたケースもあったそうです。
正直、こんなにも大規模な話になっていたとは思いませんでした。
3社合計で約180億円規模の返金が発生
当時、最終的に3社合計で約180億円規模(概算)の返金が行われることになりました。
- Apple:約49億円(3,250万ドル)
- Amazon:約106億円(7,000万ドル超)
- Google:約29億円(1,900万ドル)
Amazonの場合、子供のキンドル端末での課金が問題になり、対応が長引いた分、返金規模も膨らんだようです。
- Apple・Amazon・Googleが揃ってFTCに訴えられていた
- 3社合計で約180億円規模の返金が発生していた

続いては、なぜこんなに大きくなったのか見ていきましょう。
なぜ子供の無断課金は止められない?根本原因は「認証の落とし穴」
子供の無断課金が起きやすい根本原因は、パスワード認証に「無防備な時間」が生まれる仕組みにありました。
ここからは、その仕組みについてもう少し具体的に見ていきましょう。
パスワード入力後15〜30分間、追加課金が無認証で通る設計
当時のAppleやGoogleでは、一度パスワードを入力すると、その後15〜30分間は追加の課金が認証なしで通ってしまう設計になっていました。
なんとなく、課金には毎回パスワードが必要だと思っていたんですが、調べてみると違ったんですね。
最初の1回だけ認証すれば、その後はノーチェックで購入が進んでしまう。
子供からすると、ボタンを押すだけでどんどんアイテムが手に入る状態だったわけです。
これでは、知らないうちに高額な課金が積み重なってしまうのも納得です。
この認証の穴は今のApple・Googleでは改善されているのか
現在のApple・Googleでは、当時の「無防備な時間」を生む設計は見直され、購入ごとの確認や保護者の承認機能が整備されています。
確かに、今のiPhoneには「ファミリー共有」という仕組みがあり、子供がアプリを購入・課金しようとすると、保護者のスマホに通知が届く「承認と購入のリクエスト」という機能があります。
ただ、ここで気になったのが、この機能は初期設定でオンになっていないということでした。
つまり、保護者が自分で設定しないと、せっかくの仕組みが機能しない状態のままなんです。
技術的には改善されているのに、設定が普及していないことが、今も無断課金が起き続ける一因なのかもしれません。
- パスワード認証後の「無防備な時間」が無断課金の原因だった
- 今は改善されているが、保護者側の設定が必要

子供の無断課金トラブル”海外の事例”ではこんなエピソードも!
海外では6歳の子供が約2万ドル、わずか数十分で1,000ドル以上を課金してしまった事例もありました。
ここからは、それぞれの事例についてもう少し詳しく見ていきましょう。
6歳の子供がApp Storeで約2万ドルを課金していた事例
アメリカでは、6歳の男の子がApp Storeで約2万ドル(約300万円)ものゲーム課金をしていた事例が報告されています。
母親が気づいたきっかけは、クレジットカードの請求書に並ぶ謎の支払いだったそうです。
課金していたのは恐竜やソニックといった子供向けゲームの中のコインやアイテムでした。
「まさかこんな金額になるとは」と母親自身も予想していなかったエピソードで、385事件と通じる部分があるなと感じました。
わずか数十分で数千ドルが消えた事例も
別のケースでは、11歳の子供がわずか5分で875ドル、30分で1,376ドルものゲーム課金をしてしまったという事例もありました。
「数十分でこんな金額に…」と聞いても最初はピンと来なかったんですが、課金アイテムの単価や購入のしやすさを知ると一気に納得しました。
1回数百円から数千円のアイテムでも、連続して購入できる状態だと、あっという間に大きな金額になってしまうんですね。
こうした事例を見ると、海外も日本も状況は似ているのだと感じます。
- 6歳で約2万ドルの課金事例があった
- 30分で1,000ドル以上課金されたケースもある

日本でも”385事件”のような子供の無断課金トラブルが話題
日本でも10歳の息子が1ヶ月で385万円を無断課金した「385事件」が、海外の事例と同じ構造で話題になっています。
ここからは、この事件についてもう少し具体的に見ていきましょう。
10歳息子が1ヶ月で385万円を無断課金した「385事件」とは
「385事件」とは、10歳の息子が約1ヶ月のあいだに、合計385万円分のゲーム課金をしてしまったという出来事です。
当時、クレジットカードの請求に見覚えのない金額が並んでいたことから発覚したそうで、最大で1日46万円を超える日もあったとのことです。
背景には、ファミリー共有の「承認と購入のリクエスト」がオフになっていたという事情があり、まさに認証の落とし穴がそのまま当てはまるケースだなと感じました。
父親は感情的に𠮟り方を選ぶのではなく、「385を忘れるな」と事件として記録に残し、息子自身に向き合わせる方法を取ったそうです。
怒鳴る𠮟り方ではなく、自分で向き合わせる関わり方は、なかなかできることではないと思います。
詳しい内容が気になる方は、以下の元記事も参考にしてみてください。
ドーパニンゲン氏の10歳になる息子がスマホゲームに385万円の無断課金!
- 原因はファミリー共有の承認設定がオフだったこと
【まとめ】『子供の課金トラブル』は世界では180億円規模の大問題!海外の事例から学べることとは
ここまで、子供の無断課金トラブルについて、海外の事例を中心に見てきました。
- 2014年、Apple・Amazon・Googleが揃って訴えられ、合計約180億円規模の返金が発生していた
- 当時の主な無断課金の原因は、パスワード認証後に生まれる「無防備な時間」だった

みなさんもぜひ確認してみてください。
参考資料
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