みなさんこんにちは!
2025年12月20日放送のNHK「新プロジェクトX」で、タカラトミーのおもちゃ技術が宇宙開発に活かされた感動的な物語が特集されます。
番組タイトルは「オモチャの技術で宇宙をめざせ〜世界最小の月面ロボット開発〜」。
おもちゃを作る会社が本当に月面ロボットを開発したって、聞いただけでワクワクしますよね!
そこで、このSORA-Qというロボットがどうやって誕生したのか、なぜおもちゃの技術が宇宙で役立ったのか、詳しく調べてみました。
この記事では、新プロジェクトXで特集された月面ロボット開発プロジェクトについて詳しくまとめます。
この記事でわかること
- 新プロジェクトXで特集されたタカラトミーの月面ロボット開発
- SORA-Qがおもちゃ技術を活かして宇宙へ挑んだ理由
- 月面ロボットプロジェクトの具体的な内容と成果
番組で注目された月面ロボット開発の裏側や、SORA-Qのおもちゃはどこで買えるのかについてもまとめました。

新プロジェクトXでタカラトミーのおもちゃ技術が特集!
2025年12月20日に放送された新プロジェクトXでは、タカラトミーが開発した世界最小の月面ロボット「SORA-Q」が取り上げられます。
2024年1月20日、日本の月面ロボット「SORA-Q」が歴史的な偉業を成し遂げました。
JAXAの小型月着陸実証機「SLIM」に搭載されて月へ向かい、見事に月面着陸と撮影に成功したんです。

直径約8センチ、重さ約250グラムという世界最小・最軽量の月面探査ロボットになったということです。
手のひらに乗るくらいのサイズで、本当に月面を走行したなんて、想像しただけでワクワクしますよね。
しかも、SORA-Qは球体のまま月面に着陸した後、左右に拡張変形して走行ロボットに姿を変えるという、まるでSF映画のような機能を持っているんです。
この変形機構こそが、おもちゃメーカーであるタカラトミーの得意分野でした。
この技術によって、SORA-Qは世界初の完全自律ロボットによる月面探査を達成。
さらに、LEV-1という別のロボットと共に、世界初の複数ロボットによる同時月面探査も実現したんです。
調べれば調べるほど、おもちゃの技術が宇宙開発に貢献したという事実に、本当に胸が熱くなりました。
子どもたちに夢を与えるおもちゃ作りの技術が、文字通り夢のような宇宙プロジェクトを実現させたんですね。
参考サイト
ポイントまとめ
- 2024年1月20日にSORA-Qが月面着陸と撮影に成功
- 直径約8cm、重さ約250gの世界最小・最軽量の月面ロボット
- 球体から走行ロボットへ変形する機構はおもちゃ技術の応用
なぜタカラトミーのおもちゃ技術が宇宙へ?
タカラトミーがこの月面ロボット開発に参加したきっかけは、2015年にJAXA宇宙探査イノベーションハブが募集した研究提案でした。
その募集内容を見たとき、タカラトミーの担当者たちの心は躍ったそうです。
なぜなら、募集テーマには「昆虫型のロボットを作れる企業を募集します」という記載があったから。
トランスフォーマーやゾイドなど、1980年代から変形ロボットおもちゃを開発してきたタカラトミーにとって、まさに得意分野だったわけです。
調べていて感じたのは、おもちゃ作りと宇宙開発って、一見まったく違う世界に見えるけれど、実は共通点がたくさんあるということなんです。
まず、小型化・軽量化の技術。
おもちゃは子どもが手で持って遊ぶものですから、できるだけ小さく軽くする必要があります。
一方、宇宙に送るロボットも、ロケットの積載重量を減らすために極限まで小型軽量化が求められるんですよね。
そして変形機構の技術。
月面ロボットは、限られたスペースに収納するため球体として打ち上げられますが、月面では走行するために展開する必要がありました。
この「変形」という発想は、まさにトランスフォーマーで培われた技術そのものです。
さらに驚いたのは、部品点数を減らす技術も活かされたということ。
おもちゃも宇宙機器も、故障のリスクを減らすために部品点数は少ない方がいいんです。
部品が少なければ少ないほど、壊れにくくなりますからね。
2016年からJAXAとタカラトミーが共同研究を開始し、後にソニーグループと同志社大学が参加。
2019年にはソニーのIoT向けマイコンボード「SPRESENSE」が採用され、4者による本格的な開発体制が整いました。
個人的には、この産学連携のプロジェクトが素晴らしいと思いました。
それぞれの得意分野を持ち寄って、一つの夢を実現する。
これこそが、本当の意味での「共創」なんだと感じます。
ポイントまとめ
- 2015年のJAXA公募がきっかけでプロジェクト開始
- おもちゃの小型化・軽量化・変形技術が宇宙開発に適していた
- JAXA、タカラトミー、ソニー、同志社大学の4者共同開発
月面ロボット「SORA-Q」のプロジェクト内容とは?
SORA-Qプロジェクトの最大の課題は、月面という環境で確実に動作するロボットを作ることでした。
では、具体的にどんな課題があって、どのように解決していったのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
月面の環境は、私たちが想像する以上に難しい環境なんです。
温度差は昼夜で300度以上にもなり、表面は細かい砂「レゴリス」で覆われています。
さらに、最大傾斜30度以上のクレーターの斜面もある。
こんな環境で小さなロボットを動かすなんて、考えただけでも大変そうですよね。
開発チームが最初に直面したのは、走行性能の課題でした。
当初はタイヤ型のロボットだったそうですが、5度の坂を登るのがやっと。
しかも砂の上では、さらにパワーが必要になります。
パワーを出すためにサイズを大きくすると、今度は重くなってしまう。
まさにジレンマでした。
そこで、発想を転換したんです。
タイヤ型からボール型に変更することで、横向きに倒れても起き上がれるようにしました。
さらに、ボールに穴を開けて軽量化すると同時に、砂を漕いだ時に砂が下に落ちるようにしたんです。
調べていて「すごい!」と思ったのは、1つのアクションが2つの機能の解決に繋がっているという点。
これって、限られたスペースと重量の中で最大の効果を出さなければならないおもちゃ作りの発想そのものですよね。
SORA-Qの走行方法も独特です。
「バタフライ走行」と「クロール走行」という2つの走行モードを持っています。
球体から左右に展開した後、まるで水泳のように体を動かして前進するんです。
この動きを見たら、きっと誰もが「かわいい!」と思うはず。
搭載されたカメラも重要なポイントです。
前後2つのカメラで着陸機や周囲を撮影し、その画像を地球に送信する。
実際の写真には、4〜5メートル離れた位置から撮影されたSLIMの姿と、月面の様子、そしてSORA-Q自身の車輪が1枚に収められていました。
2025年2月5日には、このプロジェクトが第7回日本オープンイノベーション大賞で内閣総理大臣賞を受賞しました。
産学官連携により宇宙関連技術・最先端IoT技術・おもちゃ技術が融合した点が高く評価されたんです。
そして、このプロジェクトの素晴らしいところは、宇宙での成功で終わらなかったこと。
タカラトミーは2023年9月2日に、実機と同じサイズで同じ動きをする「SORA-Q Flagship Model」を一般販売しました。
専用アプリを使って操作でき、月面探査の疑似体験もできる。
おもちゃとして商品化することで、子どもたちが宇宙への夢を身近に感じられるようにしたんです。
これこそが、タカラトミーが目指した「地上での事業化」だったんですね。
調べていて思ったのは、このプロジェクトは単なる技術開発ではなく、子どもたちに夢を届けるというタカラトミーの理念そのものだということ。
宇宙という舞台でおもちゃの技術を証明し、その感動を地上の子どもたちにも届ける。
本当に素敵なプロジェクトだと感じました。
参考サイト
ポイントまとめ
- 月面の環境に対応するため球体から変形する機構を採用
- バタフライ走行とクロール走行で月面を移動
- 2025年2月に第7回日本オープンイノベーション大賞で内閣総理大臣賞を受賞
- 2023年9月に一般向け商品として発売
【まとめ】新プロジェクトX月面ロボットSORA-Q|おもちゃ技術が宇宙へ!
今回は、2025年12月20日に放送の新プロジェクトXで特集された、タカラトミーの月面ロボット「SORA-Q」について紹介してきました。
おもちゃ作りの技術が宇宙開発に貢献したという事実は、本当に感動的でしたよね。
小型化・軽量化・変形という、おもちゃで培われた技術が、世界最小の月面ロボットを生み出したんです。
この記事で分かったこと
- 2024年1月20日にSORA-Qが世界最小・最軽量の月面ロボットとして月面着陸に成功
- 2015年のJAXA公募をきっかけに、タカラトミー、JAXA、ソニー、同志社大学の4者で共同開発
- トランスフォーマーなどで培った変形技術が月面ロボットの開発に活用された
- 球体から走行ロボットへ変形する独自の機構で月面の環境に対応
- 2025年2月に日本オープンイノベーション大賞で内閣総理大臣賞を受賞
子どもたちに夢を与えるおもちゃの技術が、文字通り宇宙という夢の舞台で活躍したこのプロジェクト。
新プロジェクトXで特集されたことで、多くの人にその素晴らしさが伝わったのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました!


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